個別指導塾講師バイトの求職
個別指導の塾講師のアルバイト募集は新聞に挟まっているチラシやネット上でいつもたくさんある。そのため、求職するのは簡単だ。
高校を卒業したてで勉強方法も覚えているなら採用されやすい。
有名大学入学者や理系ならばより歓迎される。
勉強が好きで教えるのが上手なら、社会人でもできる。
通学、通勤の経路や地元にある塾に応募するのがよいだろう。
地元の塾を選ぶなら、地元ならではの有利さもある。
地元塾に来る生徒は、自分の後輩がくるので学習内容が似通っている。
だから学校の勉強についてアドバイスができる。
塾のテキストも教科書に沿っているので見覚えがあり、わかりやすい。
地元の生徒とは共通の話題ができやすく、楽しい会話が出来そうなものだが、教えている最中の雑談は厳禁だ。
そうはいっても、全国の学校で教える内容は均一で変わらないはずなので、地元から離れて通学通勤に便利な場所を選んでも問題はない。
アルバイトに応募する際は履歴書を書く場合がある。
学生なら初めて書く人も多いだろう。
履歴書には学歴欄意外に特技の欄もある。
ここに、どの教科が得意か、教えることができる学年、アルバイトに来れる曜日を書いておくと面接がスムーズに進みやすい。
一コマ80分が定番
個別指導は一コマ80分が定番で、時給は1000円以上はある。講師1人で2人から7人までの生徒を担当する。
生徒の人数は塾によって異なる。
気をつけなければならないことは、全員に気を配らなければならないことだ。
当たり前のことだが結構難しい。
おとなしい生徒はわからないことがあっても質問が少ないが、活発な生徒はあまり考えないうちにどんどん質問してくるので、一部の生徒に気をとられてしまう。
その上、同時に複数の科目や離れた学年を見るのはざらだ。
学力も各個人バラバラなので、即座に対応する能力が求められる。
一方では理科、一方では数学、中学一年生を教えると思えば高校三年生を同時に教えることもあり得る。
生徒さんの事情も様々だ。
小学生レベルの計算も危うい中学生から、講師を圧倒するような成績上位の優等生も来る。
特に、学力の低い生徒の扱いは気をつけなければならない。
学校に長期間いっていない生徒もいるし、鉛筆を持って勉強することにも苦痛を覚える生徒もいる。
そういった生徒は大抵自信を喪失している。
だから自信を喪失させるようなマイナス発言は厳禁だ。
そういった生徒でも根底には勉強ができたらいいな、という思いはある。
教えるのがうまいだけでなく、なにかにつけて褒める、生徒を明るい気分にさせて、やる気を起こさせるような講師は貴重だ。